2025年度GAPシンポジウムは、好評のうちに終了しました。
ご参加くださりありがとうございました。
2025年度GAPシンポジウム ストリーミング配信のご案内
一般社団法人日本生産者GAP協会では、去る2026年2月16~17日に開催されました「2025年度GAPシンポジウム」における講演につきまして、参加者限定で各講演をストリーミングにてご視聴いただけます。
ストリーミング配信の視聴ご希望の方は、ご視聴までの流れをご覧の上、お申し込みください。
事前にお申し込み済みの方も、引き続き、下記の期間までご視聴いただけます。
視聴可能期間 配信開始3月1日(日) または 参加登録時 ~ 2026年4月30日(木)23:59
※オンデマンド配信は、好きな時間に何度でもコンテンツの視聴・閲覧が可能です。
※資料のダウンロード、視聴の権利は、お申込者様ご本人のみとなります。視聴URL、パスワードは厳重に管理してください。
スマート農業 × 営農指導
― データ駆動型で拓くGAP ―
開催趣旨
「スマート農業」は、農業の未来を切り拓く新しい姿です。ロボット、IoT、AIなどの先端技術と多様なデータを活用し、収益性・品質・環境・社会性といった多面的な価値を同時に高め、持続可能性を実現する新しい農業の形です。
日本農業が抱える課題(高齢化、担い手不足、気候変動、グローバル市場競争)を克服するための方法として期待されているスマート農業ですが、政策によるインフラ整備などの他に,現場の農業を支えている制度の改革が必要です。特に、普及の原動力となる農業者の行動変容をどう実現するかは大きな課題です。
本シンポジウムでは、現場の生産管理や営農指導、生産者の取りまとめ、販売やマーケティングまでを含めた営農活動全体をどのようにデータで支え、より良い農業・営農(GAP)に結びつけていくか議論を深めます。
- ドローン、ロボット、環境制御等のメーカー: 「単なる機械導入」ではなく「データを農業経営に生かすための技術」としての可能性
- 普及指導員: 「指導の在り方をデータ駆動型に転換する」視座
- JA・生産組合: 単協や県域を超えたデータ統合と営農支援の進化を考える機会
- 大規模法人経営: GAPやデータ利活用による組織マネジメントの向上
- 研究者: 学術的な知見を実践につなぐ場
- 実需側: 「データを基盤にした透明で信頼性の高い取引」の未来像を共有できる場
開催概要
- 名称
- 2025年度 GAPシンポジウム
- テーマ
- 『スマート農業 × 営農指導』 ― データ駆動型で拓くGAP ―
- 日時
- 2026年2月16日(月)受付 12:00 ~ 開始 13:00~17:00
17日(火)受付 9:15 ~ 開始 9:30~17:00 - 会場
- 【ハイブリッド開催】
オンライン(Zoomウェビナー) ・ 東京大学弥生講堂一条ホール(東京都文京区弥生1-1-1 東京大学農学部内)
※開催後に参加者限定で各講演のビデオをストリーミング配信
視聴可能期間 配信開始3月1日(日) または 参加登録時 ~ 2025年4月30日(木)23:59 - 参加費
- (個人)主催・共催の会員および後援職員:\9,000、一般:\12,000、大学生: \1,500、高校生:無料
(団体)農学系大学・専修学校・農業高校の授業として聴講:\12,000
*講演資料はPDFファイルで配布(ダウンロード)。(当日の投影内容と配布資料が一部異なる場合がございます。予めご了承ください)
- 主催
- 一般社団法人日本生産者GAP協会
- 共催
- 特定非営利活動法人経済人コー円卓会議日本委員会
株式会社つくば分析センター
農業情報学会
一般社団法人GAP普及推進機構
一般社団法人沖縄トランスフォーメーション(沖縄DX) - 後援
- 一般社団法人全国農業協同組合中央会
全国農業協同組合連合会 - 対象者
- 農業試験研究者、農業普及関係者、大学・大学校、農業高校、農業生産者、農業法人、 農協、出荷組合、産直団体、農林行政機関、卸売市場、卸売会社、農産加工会社、 農産物流通・小売企業、外食企業、消費者、調査・検査・認証機関、研究機関、その他
- 事務局
- 一般社団法人日本生産者GAP協会 教育・広報委員会、株式会社AGIC大会事務局
プログラム
2月16日(月)
| 12:00~13:00 | 受付 |
| 13:00~13:10 | 開会・オリエンテーション |
| 13:10~17:00 | 開会挨拶 二宮正士 東京大学農学生命科学研究科 (名誉教授) |
| 基調講演 アルメリア農業の奇跡 ‐アルメリア農業の成功要因分析と日本農業への示唆‐ 田上隆一 日本生産者GAP協会理事長 | |
| 講演 「スマート農業の推進とGAPへの応用」 阿部尚人 農林水産省 大臣官房 政策課技術政策室 室長 | |
| 講演 高知県「SAWACHI」に学ぶデータ駆動型の栽培管理と営農支援 岡林俊宏 高知大学IoP共創センター 特任教授 | |
| 総合討論 新しい営農指導の方向性 ‐データ駆動型システムとGAPの接点- | |
| 17:30~ | 情報交流会:ロビー会場 (要申込) 講師や全国の参加者と直接 情報交流を! |
2月17日(火)
| 9:15~ 9:30 | 受付(入室) |
| 9:30~9:40 | 2日目オリエンテーション |
| 9:40~12:00 | 講演 全農におけるスマート農業の取り組みについて 室谷元 全国農業協同組合連合会 耕種生産事業部 耕種総合対策部 スマート農業推進課 課長 |
| 講演 「Agrihubを活用した農場管理と集出荷システムの連携による効率化プロジェクト」 田村繁行 新岩手農業協同組合 営農経済部米穀園芸課 監理役 (共催:JA全農いわて営農支援部営農技術課) | |
| 講演 「JA生産部会の組織基盤強化に向けて「よりよい営農活動」×「将来見通しアンケート」」 植田紘充 岡山県農業協同組合中央会 営農・担い手対策部 部長補佐 | |
| 講演(ビデオ) スマートでよりよい営農をマーケットに繋げるGAP認証の役割 武末克久 AGRAYA GmbH Technical Key Account Manager Japan | |
| 12:00~13:00 | 昼休み |
| 13:00~17:00 | 講演 「有機農業とロボットで持続可能な農業を実現」 豊吉隆一郎 株式会社トクイテン 代表取締役 |
| 講演 AI駆動のデータ連携で実現する生産と営農指導 佐々木 佑介 株式会社きゅうりトマトなすび 代表取締役 | |
| 総合討論 データ駆動型の生産&営農指導の未来 | |
| クロージング・閉会 |
※講演内容、時間は進行上の都合により変更になる場合もございます。あらかじめご了承願います。(敬称略)
講演要旨・講師プロフィール
開会挨拶
二宮正士
東京大学農学生命科学研究科 (名誉教授)
農業の持続性と生産性の両立に関心が強く,日本におけるGAPの黎明期から関連する活動に関わってきた.専門は今で言うスマート農業.40年近くわたりコンピュータサイエンスの農業や農学への応用に関する研究を行ってきた.現在,国際農業工学会会長,Plant Phenomics誌編集長,農林水産技術会議委員などを務める.東京大学名誉教授.
基調講演
アルメリア農業の奇跡 ‐アルメリア農業の成功要因分析と日本農業への示唆‐
田上隆一
一般社団法人日本生産者GAP協会 理事長
関城町農業協同組合で共済課長、電算課長、管理課長、企画管理室長を歴任。農業情報利用研究会(現在農業情報学会)を設立。1991年に株式会社AGIC(Agro-information consulting)を設立し「農業情報インターネットセンター」を開発・運営。2004年にAGICで「JGAP認証制度」を開発し、EUREPGAP(現在GLOBALG.A.P.)とのAMC同等性を獲得。現在一般社団法人日本生産者GAP協会理事長、農業経営(水稲約140a,野菜畑約10a)、農家レストラン「スペイン料理 Casa de Rosa」。農業情報学会賞、農業情報学会フェロー、日本農業工学会フェローを受賞。
講演
「スマート農業の推進とGAPへの応用」
講演概要:
現在、我が国の農業では、農業者の減少・高齢化が大きな課題となっています。その解決策として注目されているのが「スマート農業」です。スマート農業には、ロボットやドローンなどの機器に加え、営農管理システムやAI解析などのデータ活用技術が含まれます。特に、衛星やセンサーで取得したデータを活用することで、生産性の向上だけでなく、クラウド上で栽培履歴や作業記録を自動収集・保存し、健全で持続可能な農業活動のための継続的な点検・改善等を行うことも可能になります。本講演では、スマート農業の施策や、GAPにも役立つスマート農業技術の事例などについてご紹介します。
阿部尚人
農林水産省 大臣官房政策課技術政策室 室長
略歴
2000年(平成12年)に農林水産省入省。生産局園芸作物課課長補佐、大臣官房文書課課長補佐等を歴任し、2018年(平成30年)8月からは農林水産技術会議事務局研究調整課課長補佐(総括)として、スマート農業実証プロジェクトの立ち上げを始め研究開発予算全体の取りまとめの業務を担当。2022年(令和4年)1月に農村振興局鳥獣対策・農村環境課鳥獣対策室長となり、その後、2025年(令和7年)7月から大臣官房政策課技術政策室長(現職)。
講演
高知県「SAWACHI」に学ぶデータ駆動型の栽培管理と営農支援
講演概要:
高知県ではデータ駆動型農業を広く普及していくため、産学官連携によりIoPクラウド(SAWACHI)を構築。現在、3,400戸を超える農家がつながり、様々なデータ類が集約・連携・活用されるようになり収量アップ等の成果が出てきている。今回は、現地での成功事例や失敗事例などをご紹介しながら、データ駆動型農業を推進していくためには、今後さらにどのような取り組みが必要なのかを皆様と共に考えていきたいと思っています。
岡林俊宏
国立大学法人 高知大学 IoP共創センター 特任教授
略歴
1988 北海道大学 農学部農芸化学科卒 高知県庁入庁
1998~2008 天敵昆虫を主としたIPM技術やISO14001・GAPの普及
2009 オランダとの友好園芸農業協定締結
2011~2018 環境制御技術や次世代型施設園芸農業の普及
2019IoP(Internet of Plants)プロジェクトの推進監として農業DXを推進
2025~現在 高知大学 IoP共創センターにて産学官連携や人材育成等を推進
講演
全農におけるスマート農業の取り組みについて
講演概要:
全農では、生産現場の人手不足や気象変動への対応といった課題を背景に、スマート農業の社会実装を進めている。営農管理システム「Z-GIS」と、栽培管理システム「ザルビオFM」を中核に、適期作業や可変施肥、収量・品質の安定化を目指している。
室谷元
全国農業協同組合連合会 耕種生産事業部 耕種総合対策部 スマート農業推進課 課長
略歴
2000年4月入会、営農・技術センター、営業開発部、園芸・農産部、耕種総合対策部などを経て、2024年4月より現職。
講演
「Agrihubを活用した農場管理と集出荷システムの連携による効率化プロジェクト」
講演概要:
昨今、目まぐるしく変化を遂げているDXではあるが、農業現場では、まだまだ、活用されていない。当JAでは、2006年ころから、青果物の集出荷システムの構築を行い、他産地に先駆けたデジタル化を進めてきた。2019年には、GLOBALG.A.P.団体認証の取り組みを開始したが、記帳書類が多く、帳票整備の負担が大きかったため、農業管理アプリの採用を検討。JA全中アドバイザーを中心とした、GAP支援チームからの紹介で、「AGRIHUB」を採用し、スマホ入力で栽培管理を行う取り組みを検討した。GAP認証生産者、さらにレタス部会員にも利用を広げ、担当者の農薬チェックの負担軽減、生産者の提出簡素化など、リアルタイムで確認する体制の構築に向け、プロジェクトを開始した。
田村繁行
新岩手農業協同組合 営農経済部米穀園芸課 監理役
(共催:JA全農いわて営農支援部営農技術課)
略歴
2004年 弘前大学農学生命科学部 卒
2005年4月 新岩手農業協同組合 入組
東部営農経済センター米穀園芸課 配属
2012年6月 全農岩手県本部東京園芸販売センター 駐在
2015年4月 奥中山営農経済センター米穀園芸課 配属
2019年4月 グローバルGAP団体認証(レタス)現地事務局
2023年4月 全農岩手県本部営農支援部 出向
同 グローバルGAP団体認証 事務局本部
2025年4月 営農経済部米穀園芸課 配属
講演
JA生産部会の組織基盤強化に向けて「よりよい営農活動」×「将来見通しアンケート」
講演概要:
少子高齢化に伴う担い手不足、自然環境の変化等農業を取り巻く情勢は厳しい中、日本の「食」を支える農家組合員が今後も安心して生産活動に取り組める営農体制の再構築が急務となっている。
我が国で求められる国際水準GAPの取り組みと合わせ、生産部会を対象とした将来見通しアンケートの実施を通じて、農業協同組合の中心となる営農指導事業の確立を図り、農家組合員との関係・組織基盤強化を目指す。
植田紘充
岡山県農業協同組合中央会 営農・担い手対策部 部長補佐
略歴
・平成20年(2008)甲南大学法学部卒、同年入会
・経営、営農・生活・広報、監査部署等を経て令和3年(2021)から現職に至る
講演(ビデオ)
スマートでよりよい営農をマーケットに繋げるGAP認証の役割
講演概要:
GAP認証規格は、農場においては、食品安全、労働安全衛生・福祉、環境保全、トレーサビリティなどの幅広い分野を管理するための指針として、そして農業経営のツールとして活用されています。その一方でGAP認証は、農業生産者と実需者をつなぐツールとして開発されてきました。そのことをGLOBALG.A.P.の起こり、規格開発の仕組み、規格の内容を見ながら説明します。
武末克久
AGRAYA GmbH Technical Key Account Manager Japan
略歴
農学部の修士課程を修了。イギリスオックスフォードで国際政治経済学(修士課程)を学ぶ。帰国後は環境経営コンサルタントとして、企業活動に「環境」を組み込む仕事に専念。2020年に合同会社 CooEn Corporation を設立。アグロフォレストリーで栽培されたバニラの輸入・販売、講演等を行う。並行して、2019年よりAgraya GmbHのテクニカル・キー・アカウント・マネジャーとして日本でのGLOBALG.A.P.認証の普及に努める。
講演
「有機農業とロボットで持続可能な農業を実現」
講演概要:
豊吉隆一郎
株式会社トクイテン 代表取締役
講演
AI駆動のデータ連携で実現する生産と営農指導
講演概要:
当社の実装事例をもとに、営農指導現場で使える「データの一気通貫」を紹介します。画像・3Dセンシングや営農記録にAIを活用してより効率的に細かく現場データを収集することや、環境・作業情報の統合にAIを活用してより汎用的な形でデータを整備すること、生育指標や病虫害兆候から収量の予測にAIを活用してより詳細な指導コメントやアドバイスを実現すること、などの事例をご紹介した上で、AI駆動型の営農指導をどう設計・運用するかを皆様と議論していきたいと思っています。
佐々木 佑介
株式会社きゅうりトマトなすび 代表取締役
略歴
東京大学大学院修士課程修了、同博士課程。施設園芸点群解析を用いた生育診断手法やLLMを用いた農業現場支援について研究。IEEE論文多数、未踏アドバンスト2024採択。株式会社JDSCにてデータサイエンティストとして複数プロジェクトの需要予測・数理最適化をリードしたのち、株式会社きゅうりトマトなすびを創業、代表取締役CEO。
ご視聴までの流れ
- お申込み
- ① ストリーミング参加ご希望の方は、 申込みフォームにてお申し込みください。
② フォームの登録が完了いたしますと、ストリーミング視聴のご案内をしている限定ページへのアクセスに必要となる「ログインID」と「パスワード」を、参加登録時にご入力いただいたメールアドレスへお送りいたします。
※ すでに、当日参加をお申し込みの方は、先日配信いたしました限定ページをご利用ください。 - ご視聴方法
- 限定ページより、視聴する講演の映像をクリックし、ご案内したパスワードを入力してください。
講演資料(スライド等)は、同ページよりダウンロードができます。ストリーミング配信の視聴時にご覧ください。配信期限まで、繰り返しのご視聴・閲覧いただけます。ストリーミング動画は、編集が完了次第、3月1日から公開いたします。
ご視聴が終わりましたら、ご案内ページにございますアンケートにご協力ください。
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- 参加費は、お振込みとなります。お申し込み時のご記入に従い、ご請求書を発行いたします。
1講義のみの受講でも参加費は同じです。IDとパスワードを含む このメールをもちまして、ご請求が発生いたしますこと、ご了承くださいませ。 - 宛先
メール mj(アットマーク)fagap.or.jp FAX 029-856-0024 - 参加費(資料代)
主催・共催会員および後援職員 ¥9,000(税込) 一般 ¥12,000(税込) 学生 ¥1,500(税込) 高校生 無料 農学系大学・専修学校・農業高校の授業として聴講
※授業参加生徒の感想レポートの提出をお願いいたします。\12,000(税込) - 支払方法
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- お問い合わせ
一般社団法人日本生産者GAP協会
TEL : 029-861-4900
FAX : 029-856-0024
Email:mj(アットマーク)fagap.or.jp